絶対理解できます!コンパイルとは?初心者向けに簡単に解説します【IT用語集】
学習中や職場で、出てきそうなIT用語を
IT業界人の私が、
バッチリ解説していくコーナーです。
今回は
コンパイル
というものが何か解説していきます。
プログラミング絡みの用語となっております。
説明やメニューに出てくるとは思いますが、
なんのことか理解せず進めていた人も
多いはず。
新人時代の私だけでしょうか・・
読み方
コンパイル
正式名称
コンパイル
概要
みなさんが書いたソースコードを、
機械語に翻訳することです。
例えばC++で書いたコードがあるとします。
実はこれ、コンピュータは理解できません。
プログラミング言語は
ほぼすべて英語です。
英語とは、人間が読む言語なので
翻訳が必要です。
その作業がコンパイルです。
われわれ日本人は、
そもそも英語を翻訳しながら
プログラミングするので、
「今更翻訳かよ!」って思うかも
しれませんが、
仕方なしです。
受け入れましょう。
とはいえ、すべての言語が
コンパイルが必要なわけでもありません。
コンパイル言語とスクリプト言語
コンパイルに関しては、よく
コンパイル言語とスクリプト言語で
比較されることが多いです。
能力の差は分かりやすく、
コンパイル言語は、
ソースコードを修正するたびに
コンパイルが必要なので
手間がかかります。
しかし、機械語になるため、
プログラムの実行速度は速いです。
スクリプト言語は、
翻訳の必要がないため、
開発がすらすら進む分、
機械語ではないため、
プログラムの実行速度は遅いです。
要するに、
コンパイル言語は
機械に優しく、
スクリプト言語は
人間にやさしい言語です。
まとめ
コンパイルとは、ソースコードを
機械語に翻訳することです。
この解説で、一人でも理解者が増え、
日本のITが少しでも加速してくれれば幸いです。
いや、幸いすぎる。