絶対理解できます!キャッシュとは?初心者向けに簡単に解説します【IT用語集】

学習中や職場で、出てきそうなIT用語を
IT業界人の私が、
バッチリ解説していくコーナーです。

今回は

キャッシュ

というものが何か解説していきます。

ITの人じゃなくても、
キャッシュという言葉に
出くわす方もたまにいます。

 

私の周りで、キャッシュ絡みの事故は

「スマホの動作が遅くなった」
「Webページの画像を更新したのに、反映されない」
「キャッシュ消せと言われたけどよく分からない」

といった感じの
トラブルを耳にしたことがあります。

 

読み方

キャッシュ

 

正式名称

キャッシュ

 

概要

ブラウザの持つ機能です。

Webページの画像などのデータを、
こちらのPCに保存して、
次にアクセスするときの動作を
早くするための機能です。

サーバーからいちいち重いデータを
拾ってくるよりも、
こちらのPC・スマホに保存されたデータを
もう一度使う方が早いという
割と至極真っ当な発想。

 

どこにキャッシュデータが保存される?

自分のPCです。
スマホも同様。

正確な場所は、ブラウザ、
OSによって変わります。

 

例えばChrome、Windows10の場合、
「C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default\Cache」

に保存されています。

例えば私のPCだとこんな感じ。

ファイルサイズは約1.5GBありました。

 

キャッシュのメリット

先程いった通り、
同じWebページへのアクセス速度が
早くなります。

ただそれだけですが、
速度はとても重要。
おかげで、我々は
ネットサーフィンをスムーズに行うことが
出来ています。

 

デメリットもある

放っておくと、キャッシュフォルダが
めちゃくちゃ重くなります。

限界を超えると、古いキャッシュは
削除されますが、
冒頭で言った
「スマホの動作が重い」
といった原因は、キャッシュを消すと直る
場合があります

 

あとは、Webエンジニアあるあるなんですが、
サーバーにあるWebページを更新し、
実際に読み込んでも、キャッシュのせいで、
更新前のデータが
読み込まれます。

これの解決方法が、
キャッシュを消すことしかないため、
ITの人じゃないと最初は混乱します。

 

キャッシュの消し方は?

PCのChromeなら

右上のメニューから
画像の通りの場所にあります。

Androidなら、
設定→ストレージ→その他アプリ→Chrome→キャッシュの削除

iOSなら
設定→Safari→履歴とWebサイトデータを削除

別のブラウザを使っている人は・・
キリがないので調べてみてください。

 

キャッシュメモリとは違う?

全くの別物です。

キャッシュメモリは、PCパーツです。

メインメモリとCPUの仲介役をしています。

まとめ

キャッシュとは、ブラウザの機能です。

訪れたWebページのデータを
PC内に保存し、次回のアクセスを
早くしてくれます。

 

この解説で、一人でも理解者が増え、
日本のITが少しでも加速してくれれば幸いです。
いや、幸いすぎる。