「僕たちにもうモノは必要ない」を読んで感じた、不必要なモノは持たない暮らしの素晴らしさ

読書感想文シリーズ第七弾、
「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」

適当にYouTube漁ってたら
おすすめの本で出てきたかつ、

もともと私自身
あまりものを持たないように
多少は意識していたため、
共感+興味が湧きまして、即購入。

50ページぐらい読んだところで・・

即、モノを捨てまくりました

具体的には45ℓごみ袋が2つ満杯になるぐらい。
最終的には4つになりますが。

では、どんな内容なのか、ざっくり
記述していきます。

当然、隅から隅まで、
書いてあることを紹介するわけではないので
詳しい内容は買って読んでください。

 

 

ボリュームについて

300ページほどです。

モノを減らすことについて
偉人の言葉や
たとえ話で超脱線するので
長くなりがち。

ですが、ほとんどが共感できる、
理にかなっている内容なので
読んで損することはないです。

結論、
「現代人、モノ持ちすぎだから減らせ」
ということなので
この考えを軸に読み進めましょう。

 

モノを減らすとどうなる?

あくまで、
「筆者の佐々木典士さんは」
ですが・・

  • 時間ができる
  • 生活が楽しめる
  • 自由と開放感を感じられる
  • 人と比べなくなる
  • 人の目線を恐れなくなる
  • 行動的になれる
  • 集中力が高まる、自己に徹する
  • 節約できる、エコにもなる
  • 健康になれる、安全である
  • 人との関係が変わる
  • 今、ここを味わえる
  • 感謝できる

と目次に書いてました。

この目次を見た瞬間、
この本に対する期待がすごく高まりました。
この時点で12個中8個は、
私の知識でも共感できたからです。

「モノ減らすだけでこんなに効果出るわけないだろ!
いい加減にしろ!!!」

って思うかもしれませんが、
そういうもんなんですよ。
我々人間というものは・・。

とはいえ私も、2つは大げさ、宗教染みてる
ようにも思えたので、安心してください。
私もまだまだなんでしょうね。

 

でもモノ捨てるの苦しくない?

おもしろくない

安心してください。
みんな一緒です。

筆者曰く、モノを捨てるのは技術ならしいです。

この本にはモノを捨てる技術(というか考え方)が
80個載ってます。

私が共感、参考になった考え方を一部紹介します。

 

本当に必要なものは必ず帰ってくる

これはその通りで、私もずっとそう思って生きています。

邪魔だなーと思って捨てたものは数多にありますが、
困らないし、買い戻さないんです。

当然捨てて(正確には売って)失敗したものもあり、
それはデスクトップPCとモニターです。
逆に言うとそれぐらいしかないですが。

一時期、周りにあるものを小型化しようと
動いた時期があり、
デスクトップPCからノートPCにしていました。

が、今では見事に
デスクトップPC+デュアルモニタに逆戻り。
私にとっては必要なものだったようです。

そりゃゲームやプログラミングが趣味なんだから
私にとっては必要ですよね。

このように、本当に必要なものは帰ってきます。

 

私服を制服化する

これは、勉強になりました。
というか納得させられました。

着る服を絞って、
服を選ぶ時間を他のことにあてるという発想。

清潔に過ごすための服は
多く持つ必要はないです。

アップルのジョブスや
メタのマーク・ザッカーバーグも
着てる服は大体同じというのが、
私には刺さりました。

こんな実例を出されると
納得せざるを得ません。

確かに私も、
1年以上来ていない服を多数持っていたし、
着なさそうな服もありました。

そういった服は全部捨てました。
(前述した45ℓごみ袋2つ分)

ぶっちゃけ、自慢になりますが
会社などに行くとき、持ってる服が少なくても
「オシャレだね」って言われますし!
(加えて普段、運動着ばっかり着てる無頓着ぶり)

ファッションは量ではなく質です。
これが分かっていてなぜ、いらない服を
持ち続けていたのか。
そのオシャレな一着でええやん。

「私服を制服化する」、
納得のテクニックです。

 

そもそもモノが増える人

佐々木典士さんが言うには
普通のことらしいので安心してください。

人は「慣れる」生き物で、
「次のモノ、上位のモノ」が欲しくなる生き物だからです。

私みたいに遠慮なく捨てまくれる人のほうが特殊です。
私は、いろんな情報を取り入れる人なので
その経験則から「捨てたほうがいい」ということを
脳裏で分かっているだけですが。

「じゃあどうすればいいの」という方・・

佐々木典士さんの考えは・・本買ってもろて(宣伝)
私はあまり納得できませんでした(ぁ

私の考えは
「モノがなかった時の自分」を
思い返すことです。

いろんな物欲が出て、
いろんな発想が出て、
でも別になくても楽しくて・・
といろいろあると思いますが、
大体ポジティブな発想になりませんか?

その後、
捨てるなどして、また「モノがなかった時の自分」に
戻れたら、新しい何かを買ってみればいいじゃないですか。
それは経験として話のネタにもなります。

なんなら減らしたら減らしたで
いろんな思考が芽生えるはずです。
「視界から物が減って集中力が上がった」など。

そこからは楽しいですよ。多分。

 

まとめ

この本は、私にまた、
家を整理する機会を与えてくれました。

私は、家のモノが減って
考えることが減り、集中力があがりました。

何を持たないようにするか、持つようにするかは
脳のリソースにも関わり、とても大事です。

「この本に書いてある通りのことが出来ない!」
なんていう人は、全部をやろうとしすぎです。
1ページ分だけでもいいので
何かを取り入れてみてください。